3枚採用とは、トレーディングカードゲームで同じカードをデッキに3枚入れることを表す一般的な言い方です。
プレイヤー同士の会話では「3積み」と呼ばれることもあり、「このカードは3枚採用」「初動なので3積み」といった形で使われます。
ただし、3枚がそのカードゲームでの最大採用枚数とは限りません。
遊戯王OCGのように基本的な上限が3枚のゲームもあれば、ポケモンカードの60枚デッキのように基本4枚まで同名カードを入れられるゲームもあります。
この記事では、3枚採用と3積みの意味、2枚採用との違い、3枚にする理由、メリット・デメリット、初心者がデッキ構築で考えるポイントまで分かりやすく解説します。
3枚採用とは?
3枚採用とは、あるカードをデッキに3枚入れることです。
たとえば、デッキに「カードA」を3枚入れている場合、そのカードについて「3枚採用している」と表現します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 3枚採用とは | 同じカードをデッキに3枚入れること |
| 別名として使われる表現 | 3積み |
| よく使われる理由 | 初手で引きたい・複数回使いたい・重要度が高い |
| よく使われる場面 | デッキレシピ・構築解説・対戦動画など |
| 公式用語か | 「3積み」は主にプレイヤー間で使われる一般表現 |
3積みとは?3枚採用との関係
「3積み」は、同じカードをデッキに3枚入れることを表すプレイヤー用語です。
基本的には「3枚採用」と同じ意味で使われます。
- 「このカードは3枚採用です」
- 「初動なので3積みにしています」
- 「2枚だと引けないので3積みに増やした」
これらはいずれも、対象のカードをデッキに3枚入れているという意味です。
「採用」は比較的説明的な表現で、「積み」はデッキ構築の会話で使われやすい言い方と考えると分かりやすいでしょう。
なぜ3枚採用にするの?
初手で引きたいから
デッキの展開を始める初動カードや、できるだけ早く使いたいカードは多めに採用されることがあります。
同じカードを1枚・2枚しか入れない場合より、3枚採用の方が最初の手札や序盤で引ける可能性は高くなります。
デッキの中心になるカードだから
テーマの動きに必要なカードや、毎試合使いたいキーカードは3枚採用されやすいです。
そのカードを引けないとデッキ本来の動きができない場合は、採用枚数を多くして安定性を高めます。
複数回使いたいから
1回使って終わりではなく、ゲーム中に2回・3回と使いたいカードは、3枚入れる意味が大きくなります。
1枚目がトラッシュ・墓地・除外などへ移動しても、デッキ内に2枚目・3枚目が残っていれば再び引ける可能性があります。
サーチできなくても引き込みたいから
専用のサーチ手段が少ないカードは、採用枚数を増やして直接引く確率を上げることがあります。
「重要だけれどサーチできない」というカードでは、3枚採用が選ばれることがあります。
2枚採用と3枚採用の違い
| 比較項目 | 2枚採用 | 3枚採用 |
|---|---|---|
| 引きやすさ | 3枚より低い | 2枚より高い |
| 重複しやすさ | 比較的低い | 高くなる |
| デッキ枠 | 2枠使う | 3枠使う |
| 向いているカード | 引きたいが重複は避けたいカード | できるだけ引きたい重要カード |
3枚採用は2枚採用より引きやすい一方、同じカードを複数枚同時に引く可能性も高くなります。
そのため、「引きたいから3枚」だけでなく、「複数引いても困らないか」まで考えることが大切です。
1枚・2枚・3枚採用の考え方
| 採用枚数 | 一般的な考え方 |
|---|---|
| 1枚採用 | 特定の場面だけ使う・サーチしやすい・重複不要 |
| 2枚採用 | 引きたいが複数引きすぎたくない・予備が欲しい |
| 3枚採用 | できるだけ引きたい・初動・複数回使いたい |
ただし、これはあくまで一般的な目安です。
カードゲームのルールやデッキの構成によって、3枚採用の意味は大きく変わります。
3枚採用は最大枚数とは限らない
初心者が特に注意したいポイントです。
「3枚採用」「3積み」と聞くと、そのゲームで入れられる最大枚数だと思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
遊戯王OCGの場合
遊戯王OCGでは、基本的に同名カードはデッキ・エクストラデッキ・サイドデッキを合わせて3枚まで入れられます。
そのため、禁止・制限・準制限カードを除けば、3枚採用は最大枚数として使われることが多いです。
一方、準制限カードは2枚まで、制限カードは1枚までなど、リミットレギュレーションによって上限が変わる場合があります。
ポケモンカードの場合
ポケモンカードの60枚デッキでは、基本エネルギーを除き、同じ名前のカードは基本的に4枚まで入れられます。
そのため、3枚採用は最大枚数ではなく、4枚まで入れられるカードをあえて3枚にしている構築判断になる場合があります。
「3枚あれば十分」「4枚目を別のカードに変えたい」「同じカードを4枚引くと重い」といった理由で3枚に調整されます。
3枚採用のメリット
重要カードを引きやすくできる
1枚・2枚採用より、序盤から手札に来る可能性を高められます。
特に初動カードやデッキの中心カードでは大きなメリットです。
1枚目を失っても残りがある
1枚目が使えなくなっても、デッキに2枚残っている可能性があります。
同じカードを複数回使いたいデッキでは、3枚採用が安定性につながります。
サーチカードに頼りすぎずに済む
採用枚数そのものを増やすことで、サーチカードがなくても直接引きやすくなります。
サーチカードを妨害された場合にも、素引きできる可能性を残せます。
初動の種類を増やせる場合がある
1枚で展開を始められるカードを3枚採用すれば、そのカードを引く機会が増えます。
同じ役割のカードも複数種類採用することで、デッキ全体の初動枚数を増やすことができます。
3枚採用のデメリット
同じカードを重ねて引くことがある
3枚採用すると、初手に同じカードが2枚以上来る可能性も高くなります。
1ターンに1回しか使えないカードや、場に1枚あれば十分なカードでは、2枚目・3枚目が使いにくくなることがあります。
デッキ枠を多く使う
3枚採用すると、そのカードだけで3枠を使います。
入れたいカードが多いデッキでは、対策カード・手札誘発・サポートカードなどの枠が少なくなる可能性があります。
後半に余る場合がある
序盤は強いカードでも、ゲーム後半には役割が少なくなるカードがあります。
そのようなカードを3枚入れると、後半に引いた2枚目・3枚目が不要になる場合があります。
3枚採用に向いているカード
一般的には、次のようなカードで3枚採用が検討されます。
- デッキの初動になるカード
- 毎試合できるだけ引きたいカード
- テーマの中心となるカード
- ゲーム中に複数回使いたいカード
- 単独で使っても強いカード
- 複数枚引いても役割を失いにくいカード
逆に、1枚だけあれば十分なカードや、手札で複数枚重なると弱いカードは2枚・1枚へ減らされることがあります。
3枚採用と初動の関係
デッキ解説では「初動なので3積み」という表現がよく使われます。
これは、デッキを動かすために重要なカードなので、引ける可能性を高めるため3枚採用しているという意味です。
ただし、3枚採用したカードがすべて「1枚初動」になるわけではありません。
そのカード単体では動けず別のカードが必要なら、3枚入っていても2枚初動のパーツである場合があります。
3枚採用と3枚初動は意味が違う
「3枚採用」と「3枚初動」は別の意味です。
3枚採用は、同じカードをデッキに3枚入れるという採用枚数の話です。
3枚初動という表現を使う場合は、展開を開始するために3枚のカードを必要とするという意味になります。
同じ数字でも、採用枚数と展開に必要な枚数は別なので区別しましょう。
3枚採用は確率だけで決めるものではない
3枚採用にすると、そのカードを引く可能性は高くなります。
しかし、実際のデッキ構築では次の要素も重要です。
- サーチできるか
- 複数枚引いても使えるか
- 1ターンに何回使えるか
- ゲーム中に何回必要か
- 同じ役割の別カードがあるか
- 墓地やトラッシュから再利用できるか
- デッキ全体の空き枠
そのため、「強いカードだから必ず3枚」という考え方ではなく、デッキ全体とのバランスを見て決める必要があります。
3枚採用から2枚へ減らすのはどんなとき?
実際に対戦してみると、3枚では多いと感じる場合があります。
たとえば次のような場合です。
- 初手で2枚以上重なることが多い
- サーチできるため素引きする必要が少ない
- 1試合に1回しか使わない
- 後半に引くと弱い
- ほかに入れたいカードが増えた
このような場合は2枚採用へ減らし、デッキ枠を別のカードに使うことがあります。
2枚から3枚へ増やすのはどんなとき?
反対に、2枚では引けないと感じる場合は3枚へ増やします。
特に、デッキの初動やキーカードが手札に来ず負けることが多い場合は、採用枚数を増やすことで安定する可能性があります。
デッキレシピの数字を固定して考えるのではなく、実際の対戦結果に合わせて調整することが重要です。
3枚採用という言葉の使い方
デッキレシピや対戦動画では、次のような形で使われます。
- 「初動なので3枚採用です」
- 「このカードは3積み確定」
- 「2枚では足りないので3枚に増やした」
- 「サーチできるけど重要なので3積み」
- 「重複が気になるので3枚から2枚へ減らした」
このような表現を見かけた場合は、そのカードがデッキに3枚入っていると考えれば問題ありません。
初心者が3枚採用を考えるときのポイント
初心者は、カードを3枚入れる前に次の点を確認すると判断しやすくなります。
- そのカードは初手に欲しいか
- 毎試合使いたいか
- 2枚以上同時に引いても使えるか
- サーチする方法があるか
- ゲーム中に複数回使うか
- そのTCGで何枚まで入れられるか
- ほかに入れたいカードの枠を圧迫しないか
「なぜ3枚なのか」を説明できるようになると、デッキ構築の考え方が身につきやすくなります。
3枚採用するカードの相場を確認する場合
デッキに3枚必要なカードは、対戦需要によって価格が上がる場合があります。
ただし、カード価格は採用枚数だけでなく、レアリティ、再録、流通量、収録商品、コレクション需要などでも変わります。
カード価格を確認する場合は、Oripediaのポケモンカード相場・価格一覧や遊戯王カード相場・価格一覧からカードやセットを探せます。
オンラインオリパでデッキ用カードを集める場合
トレカはカードショップやシングル購入のほか、オンラインオリパで入手できる場合もあります。
ただし、「このカードを3枚採用したい」のように必要なカードと枚数が決まっている場合は、シングル購入の方が確実にそろえやすいことがあります。
オンラインオリパの仕組みについては、ORIKINGのオンラインオリパの仕組みを解説した記事も参考にしてください。
3枚採用に関するよくある質問
3枚採用とは何ですか?
同じカードをデッキに3枚入れることです。
3積みとは何ですか?
同じカードを3枚採用することを表すプレイヤー用語です。
基本的には「3枚採用」と同じ意味です。
なぜ3枚採用にするのですか?
初手で引きたい、毎試合使いたい、複数回使いたいなど、そのカードの重要度が高い場合に3枚採用が選ばれます。
3枚採用は最大枚数という意味ですか?
必ずしもそうではありません。
遊戯王OCGでは基本的な同名カードの上限が3枚ですが、ポケモンカードの60枚デッキでは基本4枚まで入れられます。
3枚採用と2枚採用はどちらがいいですか?
カードの役割によって異なります。
できるだけ引きたいなら3枚、引きたいけれど重複を抑えたいなら2枚という考え方があります。
3枚採用と3枚初動は同じですか?
違います。
3枚採用は同じカードを3枚デッキに入れること、3枚初動は展開開始に3枚のカードが必要という意味です。
遊戯王では同じカードを3枚まで入れられますか?
基本的には3枚までです。
ただし、リミットレギュレーションで禁止・制限・準制限に指定されているカードは使用可能枚数が少なくなります。
ポケモンカードでは3枚採用できますか?
できます。
60枚デッキでは、基本エネルギーを除き同じ名前のカードは基本4枚まで入れられるため、その範囲内で3枚採用にする構築があります。
まとめ
3枚採用とは、トレーディングカードゲームで同じカードをデッキに3枚入れることです。
プレイヤー同士では「3積み」と呼ばれることもあり、基本的には同じ意味で使われます。
3枚採用は、初動カード・キーカード・毎試合使いたいカードなど、できるだけ手札に引き込みたいカードで選ばれることがあります。
一方で、同じカードを複数引く可能性が高くなり、デッキ枠も多く使うため、必ず3枚が正解とは限りません。
初心者は、「初手に欲しいか」「複数枚引いても使えるか」「そのTCGで何枚まで入れられるか」を確認しながら採用枚数を決めると分かりやすいでしょう。
