ARとは、ポケモンカードゲームで使われるレアリティのひとつで、「アートレア(Art Rare)」を意味します。
通常のカードとは大きく異なる、カード全面を使った印象的なイラストが特徴で、ポケモンの日常・生態・世界観などを1枚の絵として楽しめるカードが多く存在します。
ポケモンカードゲーム公式では、AR(アートレア)はSAR(スペシャルアートレア)とともに、2022年12月2日発売のハイクラスパック「VSTARユニバース」で新登場したレアリティと案内されています。
ただし、ARはSARやSRと同じ意味ではなく、それぞれ別のレアリティです。
この記事では、ARの意味、アートレアとの関係、特徴、SAR・SRとの違い、旧カードのCHRなどとの違い、相場を見るときの注意点まで初心者向けに分かりやすく解説します。
ARとは?
ARは「Art Rare」の略で、日本語ではアートレアと呼ばれます。
ポケモンカードゲームにおける正式なレアリティのひとつで、ポケモンの魅力や世界観を強く表現したイラストが大きな特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表記 | AR |
| 名称 | アートレア |
| 英語表記 | Art Rare |
| 分類 | ポケモンカードのレアリティのひとつ |
| 初登場 | ハイクラスパック「VSTARユニバース」 |
| 発売日 | 2022年12月2日 |
| 主な特徴 | ポケモンと世界観を大きなイラストで表現したカード |
アートレアとは?ARとの関係
「AR」と「アートレア」は同じ意味です。
ARはArt Rareの頭文字を取った略称で、日本語の商品紹介やカード情報では「AR(アートレア)」と表記されます。
トレカショップやフリマ、オークション、SNSでは、次のような表現が使われます。
- AR
- アートレア
- ARカード
- ポケカAR
基本的にはすべて同じレアリティを指します。
ARはいつ登場した?
ARは、2022年12月2日発売のポケモンカードゲーム ソード&シールド ハイクラスパック「VSTARユニバース」で、SARとともに新登場しました。
ポケモンカードゲーム公式サイトでも、「ARとSARが新登場!」としてAR(アートレア)とSAR(スペシャルアートレア)が紹介されています。
その後、スカーレット&バイオレットシリーズでもARは継続して採用され、さまざまなポケモンがアート性の高いイラストで収録されています。
ARカードの特徴
ARの大きな魅力は、単にカードのレアリティが高いという点だけではなく、イラストそのものを楽しめることです。
ポケモンカードゲーム公式では、ARとSARについて「ポケモンの特徴とイラストレーターの個性」が感じられるイラストを魅力として紹介しています。
ARでは、次のような表現が見られます。
- ポケモンが自然の中で暮らしている様子
- 街や建物の中で過ごしている様子
- ポケモンの日常を切り取ったような場面
- 幻想的な世界観を表現したイラスト
- イラストレーター独自のタッチを強く感じられる作品
対戦で使用するカードとしてだけでなく、イラストを楽しむコレクションカードとしても人気があります。
ARはフルアートカード?
ARは、カードの大部分をイラストが占めるため、一般的な会話では「フルアート系」と表現されることがあります。
ただし、ポケモンカードのレアリティ名としてはAR(アートレア)が正式な分類です。
「フルアート」は見た目やデザインを説明するための言葉として使われることがあり、ARという正式なレアリティ名と完全に同じ意味ではありません。
ARとSARの違い
ARとSARは、どちらもイラストを大きく楽しめるカードですが、別のレアリティです。
| 比較項目 | AR | SAR |
|---|---|---|
| 正式名称 | アートレア | スペシャルアートレア |
| 表記 | AR | SAR |
| 初登場 | VSTARユニバース | VSTARユニバース |
| 特徴 | ポケモンの魅力や世界観をアート性の高いイラストで表現 | より特別感のあるスペシャルアートを採用したレアリティ |
ARとSARは同時に登場したレアリティですが、同じものではありません。
SARについて詳しくは、OripediaのSARとは?ポケモンカードでの意味を初心者向けに解説も参考にしてください。
ARとSRの違い
SRは「スーパーレア」を意味する別のレアリティです。
ARがポケモンの世界観や物語性を感じられるアート表現を特徴としているのに対し、SRは別のレアリティ区分として収録されます。
| 比較項目 | AR | SR |
|---|---|---|
| 正式名称 | アートレア | スーパーレア |
| 表記 | AR | SR |
| 特徴 | アート性や世界観を重視したイラスト | SRとして設定された特別仕様のカード |
カードの見た目だけでAR・SRを判断せず、カード情報やレアリティ表記を確認することが重要です。
SRについて詳しくは、OripediaのSRとは?ポケモンカードでの意味を初心者向けに解説も参考にしてください。
ARとCHRは同じ?
同じではありません。
AR登場以前のポケモンカードには、CHR(キャラクターレア)という別のレアリティが存在しました。
CHRも通常カードとは異なる印象的なイラストが特徴であるため、見た目の雰囲気からARと似ていると感じる人もいます。
しかし、ARとCHRは別のレアリティです。
「ARはCHRの単なる名称変更」と断定するのは正確ではありません。
ARとCSRは同じ?
同じではありません。
CSR(キャラクタースーパーレア)も過去シリーズで使用された別のレアリティです。
AR・SAR・CHR・CSRは、それぞれ登場したシリーズやレアリティ分類が異なります。
イラストが豪華・全面的という共通点だけで同じレアリティとして扱わないようにしましょう。
ARはポケモンだけ?
ARは主にポケモンのカードで見られるレアリティです。
ARの魅力は、ポケモンそのものだけでなく、周囲の背景・自然・街・ほかのポケモンなどを含めた「1枚の世界」を描いていることにあります。
ポケモンの日常や生態を感じられるカードも多く、対戦性能とは別のコレクション需要があります。
ARカードは対戦で使える?
ARであっても、通常のポケモンカードと同じく、使用できるレギュレーションの範囲内であれば対戦に使用できます。
ARだから対戦専用・コレクション専用というわけではありません。
ただし、大切なARカードを実際の対戦で使用すると、シャッフルや取り扱いによって傷が付く可能性があります。
高額カードや状態を維持したいカードは、同じカードの通常版を対戦用に使う方法もあります。
ARは必ず高額?
いいえ。
ARというレアリティだけで価格が決まるわけではありません。
価格は主に次のような要素で変わります。
- ポケモンの人気
- イラストの人気
- 収録商品
- 流通量
- カード自体の需要
- 発売からの経過期間
- カードの保存状態
- 再録の有無
ARの中には比較的入手しやすいカードもあれば、人気や流通状況によって高額になるカードもあります。
同じARでも価格が違う理由
同じ「AR」というレアリティでも、すべてのカードが同じ価格になるわけではありません。
特に人気ポケモン、評価の高いイラスト、需要の高いカードなどは、ほかのARより高い相場になる場合があります。
逆に、流通量が多く需要が落ち着いているカードでは、ARでも比較的安価になる場合があります。
ポケモンカードの価格を見るときは、レアリティだけでなく実際のカードごとの相場を確認しましょう。
相場については、Oripediaのポケモンカードの相場・価格情報も参考にしてください。
ARの相場を見るときのポイント
ARカードの相場を調べるときは、次の条件をできるだけ一致させます。
- カード名
- カード番号
- レアリティがARであること
- 収録商品
- カードの状態
- 鑑定品か未鑑定品か
同じポケモン名でも、AR・SAR・SR・通常版など複数のカードが存在する場合があります。
カード名だけで検索すると別レアリティの価格が混ざるため、カード番号まで確認するとより正確です。
ARとPSA10は別の意味
ARはカードのレアリティです。
一方、PSA10はPSAという鑑定会社がカード状態を評価したグレードです。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| AR | カードのレアリティ「アートレア」 |
| PSA10 | PSAによるカード状態の鑑定グレード |
そのため「AR PSA10」という表記は、ARレアリティのカードがPSAで10の評価を受けているという意味です。
PSAについて詳しくは、OripediaのPSAとは?トレカで使われる意味を初心者向けに解説も参考にしてください。
ARとARSは別の意味
「AR」と「ARS」は文字が似ていますが、まったく別の用語です。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| AR | ポケモンカードのレアリティ「アートレア」 |
| ARS | トレーディングカードの鑑定サービス「ARS Grading Service」 |
たとえば「ARのカードをARSに鑑定へ出す」という使い方ができます。
初心者はARとARSを混同しやすいため、レアリティと鑑定サービスの違いを覚えておきましょう。
ARカードを保管するときの注意点
ARはイラストを楽しむコレクション需要も高いため、保存状態は重要です。
保管するときは、次のような点に注意しましょう。
- 素手で表面を強く触らない
- 開封後は早めにスリーブへ入れる
- 必要に応じてローダーを使用する
- 直射日光や高温多湿を避ける
- カード同士を強く擦らない
- 反りや圧力がかかる保管を避ける
特に高額なARや鑑定予定のカードでは、微細な傷や白かけも市場評価に影響する場合があります。
ARカードを購入するときの注意点
AR表記を確認する
見た目が似ていてもSAR・SR・CHRなど別レアリティの場合があります。
商品タイトルだけではなく、カード番号やレアリティを確認しましょう。
カード状態を確認する
ARは全面的なイラストが魅力なので、表面の線傷・擦れ・白かけなどが気になる場合があります。
高額カードを購入するときは、表裏・四隅・縁の画像を確認しましょう。
相場より極端に安い出品に注意する
カード名・番号・レアリティ・状態が本当に一致しているか確認しましょう。
別レアリティや傷あり品を見間違えていないか確認することも重要です。
鑑定品なら鑑定会社とグレードを確認する
PSA・ARSなどの鑑定品は、ARというレアリティとは別に状態グレードが付いています。
「ARだから高グレード」ではないため、鑑定ラベルを確認しましょう。
オンラインオリパでARが当たりになることはある?
あります。
オンラインオリパでは、人気のARや高額になっているAR、PSA10などの鑑定済みARが当たり枠として設定されることがあります。
ただし、「AR」というレアリティだけで高額カードとは判断できません。
当たり内容を見るときは、カード名・カード番号・実際の相場・鑑定状態まで確認することが重要です。
オンラインオリパの仕組みについては、ORIKINGのオンラインオリパの仕組みを解説した記事も参考にしてください。
ARという言葉の使い方
ポケモンカードでは、次のように使われます。
- 「このカードはARです」
- 「ARをコレクションしている」
- 「このセットのAR一覧を確認する」
- 「ARとSARの違いを知りたい」
- 「ARのPSA10相場を調べる」
このような表現を見かけた場合は、基本的にポケモンカードのレアリティ「アートレア」を指していると考えればよいでしょう。
初心者がARを理解するときのポイント
- ARは「Art Rare」の略
- 日本語では「アートレア」
- ポケモンカードの正式なレアリティのひとつ
- 2022年12月2日発売の「VSTARユニバース」でSARとともに新登場
- SAR・SR・CHR・CSRとは別のレアリティ
- ARだから必ず高額になるわけではない
- ARとARSは別の意味
特に、「AR=アートレア」「イラストの世界観を楽しめるレアリティ」「SARやSRとは別」という3点を覚えておくと分かりやすいでしょう。
ARに関するよくある質問
ARとは何ですか?
ポケモンカードのレアリティのひとつで、「アートレア(Art Rare)」を意味します。
ARとアートレアは同じですか?
はい。
ARはArt Rareの略で、日本語ではアートレアと呼ばれます。
ARはいつ登場しましたか?
2022年12月2日発売のハイクラスパック「VSTARユニバース」で、SARとともに新登場しました。
ARとSARは同じですか?
いいえ。
ARはアートレア、SARはスペシャルアートレアで、それぞれ別のレアリティです。
ARとSRは同じですか?
いいえ。
SRはスーパーレアであり、ARとは別のレアリティです。
ARとCHRは同じですか?
いいえ。
CHRは過去シリーズで使用されたキャラクターレアで、ARとは別のレアリティです。
ARは必ず高いですか?
いいえ。
価格はポケモン人気、イラスト、流通量、需要、状態などによって変わります。
ARは対戦で使えますか?
使用可能なレギュレーションのカードであれば対戦に使えます。
ARだからコレクション専用というわけではありません。
ARとARSの違いは?
ARはポケモンカードのレアリティ「アートレア」、ARSはトレーディングカードの鑑定サービスです。
まとめ
ARとは、ポケモンカードゲームのレアリティのひとつで、アートレア(Art Rare)を意味します。
2022年12月2日発売のハイクラスパック「VSTARユニバース」で、SARとともに新登場しました。
ポケモンの特徴・日常・生態・世界観などを印象的なイラストで表現したカードが多く、対戦だけでなくコレクション目的でも人気があります。
ただし、AR・SAR・SR・CHR・CSRはそれぞれ別のレアリティであり、見た目が似ているから同じ分類というわけではありません。
また、ARというレアリティだけで市場価格が決まるわけではないため、購入・売却時にはカード名、カード番号、収録商品、状態、実際の相場まで確認することが重要です。
初心者は、「AR=アートレア」「VSTARユニバースで新登場」「SARやSRとは別のレアリティ」という3点から覚えると理解しやすいでしょう。
