BGS(ビー・ジー・エス)とは、トレーディングカードなどの状態を鑑定し、数値で評価する「Beckett Grading Services(ベケット・グレーディング・サービス)」の略称です。
トレカを集めていると、「BGS10」「BGS9.5」「ブラックラベル」といった表記を見かけることがあります。
BGSは、カードの真贋確認や状態評価を行う代表的な第三者グレーディングサービスのひとつです。
同じような鑑定サービスとしては、PSAも広く利用されています。
BGSとは?
BGSは、Beckett Grading Servicesの略称です。
Beckettが提供しているトレーディングカードのグレーディングサービスで、カードが本物かどうかの確認や状態評価を行い、評価後は専用ケースに封入されます。
カードが本物であることを示す「Authentic」という表現については、Authenticとは?の記事でも詳しく解説しています。
BGSではカードの状態を主に次の4項目から評価します。
- Centering(センタリング)
- Corners(角)
- Edges(エッジ・縁)
- Surface(表面)
BGSの特徴は4つのサブグレード
BGSを理解するうえで重要なのが、サブグレードです。
BGSではセンタリング、角、エッジ、表面などを細かく確認し、それぞれの状態を評価します。
カードの傷や欠けだけでなく、人為的な加工や修復が問題になる場合もあります。
カードに手が加えられた状態については、Alteredとは?の記事もあわせて確認すると理解しやすいでしょう。
BGSとPSAの違い
BGSと比較されることが多いのが、PSAです。
どちらもトレーディングカードの真贋確認や状態評価を行うグレーディングサービスですが、評価基準やケース、ラベル、グレードの付け方などに違いがあります。
BGSではセンタリング、角、エッジ、表面といった項目ごとの評価が特徴です。
一方、PSAでは1~10の数値でカード全体の状態を評価し、最高グレードはPSA10 GEM-MTです。
そのため、BGS10とPSA10は同じ「10」でも、同じ評価基準という意味ではありません。
PSAの仕組みやPSA10について詳しく知りたい場合は、PSAとは?トレカで使われる意味を初心者向けに解説も参考にしてください。
BGS鑑定品を購入するときの注意点
BGS鑑定品を購入するときは、グレードだけでなく、カード名、型番、鑑定番号、ケースやラベルの状態も確認しましょう。
また、カードに人為的な加工が加えられている場合は、通常の状態評価とは異なる扱いになる可能性があります。
改変されたカードについては、Alteredや、PSAで使用されるAltered Stockの意味も知っておくと役立ちます。
BGSとAI鑑定の違い
近年は、画像認識や機械学習を利用してカード状態を分析する「AI鑑定」も見られるようになっています。
ただし、BGSのようにカードを実際に提出し、第三者機関が鑑定して専用ケースへ封入するサービスと、画像などから状態を分析するサービスは同じものではありません。
AIを利用したカード鑑定については、AI鑑定とは?で詳しく解説しています。
BGSに関連する用語
グレーディング
カードの真贋や状態を専門機関が確認し、数値などで評価することです。
PSA
BGSと並んでよく利用されるカード鑑定サービスです。詳しくはPSAとは?をご覧ください。
Authentic
カードが本物であること、真正であることを示す表現です。詳しくはAuthenticとは?で解説しています。
Altered
カードに人為的な改変や加工が加えられている状態を表す言葉です。詳しくはAlteredとは?をご覧ください。
AI鑑定
画像認識や機械学習などを利用してカード状態を分析する仕組みです。詳しくはAI鑑定とは?で解説しています。
まとめ
BGSとは、Beckett Grading Servicesの略称で、トレーディングカードの真贋や状態を評価するグレーディングサービスです。
BGSではセンタリング、角、エッジ、表面などを細かく確認し、カードの状態を数値で評価します。
同じ第三者鑑定サービスでも、PSAとは評価方法やラベルなどが異なるため、BGS10とPSA10を単純に同じものとして考えないことが重要です。
鑑定カードについて理解を深めたい場合は、Authentic、Altered、AI鑑定などの関連用語もあわせて確認してみてください。
