BGS 6.5とは?トレカで使われる意味を初心者向けに解説

BGS 6.5とは?ORIPEDIA用語集

BGS 6.5とは、Beckett Grading Services(BGS)がトレーディングカードの保存状態を評価する際に付与する正式なグレードのひとつで、「Excellent Mint+(エクセレントミントプラス)」に相当します。
BGSでは1〜10のグレーディングスケールを使用し、最終グレードには0.5刻みの評価があります。
そのためBGS 6.5は、BGS 6(Excellent Mint)より上、BGS 7(Near Mint)より下に位置する中間グレードです。
Beckett公式では、半点グレードのカードは一般に、ひとつ上とひとつ下のグレード双方の特徴を持つと説明しています。
ただし、BGS 6.5だから偽物という意味ではありません。BGS 6.5はカードの保存状態を表す数値評価であり、カードそのものの希少性や市場価値とは別の情報です。
この記事では、BGS 6.5の意味、Excellent Mint+との関係、BGS 6・BGS 7との違い、センタリング・角・縁・表面などBGSが評価する項目、PSAとの違い、相場や購入時の注意点まで初心者向けに分かりやすく解説します。

  1. BGS 6.5とは?
  2. Excellent Mint+とは?
  3. BGSの0.5刻みとは?
  4. BGS 6.5はどんな状態?
  5. BGS 6の公式基準
  6. BGS 7の公式基準
  7. BGS 6.5で見られる可能性があるダメージ
  8. BGS 6.5とBGS 6の違い
  9. BGS 6.5とBGS 7の違い
  10. BGS 6.5とBGS 5.5の違い
  11. BGSは何を見てグレードを決める?
  12. Centeringとは?
  13. Cornersとは?
  14. Edgesとは?
  15. Surfaceとは?
  16. Subgradeとは?
  17. BGS 6.5は偽物という意味?
  18. BGS 6.5は価値が高い?
  19. ヴィンテージカードではBGS 6.5にも意味がある?
  20. BGS 6.5と未鑑定カードの違い
  21. BGS 6.5とPSA 6は同じ?
  22. BGS 6.5をPSAへ出したらPSA 6か7になる?
  23. BGS 6.5とAuthenticは同じ?
  24. BGS 6.5のラベルは何色?
  25. BGS 6.5の相場を見るときのポイント
  26. BGS 6.5を購入するときの注意点
    1. Excellent Mint+を「無傷」と思い込まない
    2. BGS 6や7と見間違えない
    3. サブグレードも確認する
    4. 鑑定番号を確認する
    5. ホルダーの状態も確認する
  27. BGS 6.5を売却するときの注意点
  28. 鑑定前にカードを加工しない
  29. オンラインオリパで入手したカードをBGSへ出す場合
  30. BGS 6.5という言葉の使い方
  31. 初心者がBGS 6.5を理解するときのポイント
  32. BGS 6.5に関するよくある質問
    1. BGS 6.5とは何ですか?
    2. BGS 6.5は正式なグレードですか?
    3. BGS 6.5はBGS 6より上ですか?
    4. BGS 6.5はBGS 7より下ですか?
    5. BGS 6.5は偽物ですか?
    6. BGS 6.5とPSA 6は同じですか?
    7. BGS 6.5のラベルは何色ですか?
    8. BGS 6.5でも価値はありますか?
  33. まとめ
  34. 参考・出典

BGS 6.5とは?

BGS 6.5は、Beckett Grading Servicesがカード状態を評価した結果として付与する正式な数値グレードです。

Beckett公式のPopulation Reportでは、6.0を「Excellent Mint」、6.5を「Excellent Mint+」、7.0を「Near Mint」と表示しています。

項目 内容
表記 BGS 6.5
鑑定サービス Beckett Grading Services
状態表現 Excellent Mint+
位置づけ BGS 6より上、BGS 7より下
グレード方式 1〜10、0.5刻み
主な評価項目 Centering・Corners・Edges・Surface

Excellent Mint+とは?

Excellent Mint+は、BGS 6.5に対応する状態表現です。

BGS 6の「Excellent Mint」とBGS 7の「Near Mint」の間に位置する半点評価と考えると分かりやすいでしょう。

二次流通では、次のような表記を見かけることがあります。

  • BGS 6.5
  • BGS6.5
  • BGS 6.5 EX-MT+
  • BGS Excellent Mint+
  • Beckett 6.5

いずれも、Beckett Grading Servicesで6.5の状態評価を受けたカードを指す表現として使われます。

BGSの0.5刻みとは?

BGSの特徴のひとつが、最終グレードを0.5刻みで付与することです。

Beckett公式では、1(Poor)から10(Pristine)までを0.5刻みで評価すると案内しています。

また、半点グレードのカードは一般に、実際に付与されたグレードのひとつ上とひとつ下のレベル双方の特徴を持つと説明されています。

グレード 状態表現
BGS 6 Excellent Mint
BGS 6.5 Excellent Mint+
BGS 7 Near Mint
BGS 7.5 Near Mint+

つまりBGS 6.5は、BGS 6と7の間にある正式な中間グレードです。

BGS 6.5はどんな状態?

BGS 6.5は、新品同様の高グレードではありませんが、BGS 5前後より状態が良く、Near Mint 7に近い側の評価です。

Beckett公式の現行グレーディングスケールでは6.5について独立した長文基準を設けておらず、半点グレードは上下のグレード双方の特徴を持つと説明しています。

そのため、BGS 6(Excellent Mint)とBGS 7(Near Mint)の公式基準を確認すると、6.5の位置づけを理解しやすくなります。

BGS 6の公式基準

Beckett公式では、BGS 6(Excellent Mint)について次のような一般的基準を示しています。

  • 表面のセンタリングは70/30以上
  • 裏面のセンタリングは95/5以上
  • わずかなダイヤモンドカットを許容
  • 角は毛羽立ちがあってもよいが、打痕やほつれはない
  • 縁に適度な粗さ・チッピング、ごく軽いノッチを許容
  • 目立つ印刷斑点を許容
  • 軽い色・フォーカス不良や変色
  • 軽いワックス汚れや非常に薄いインク跡
  • 比較的しっかりした光沢を保つ
  • 軽い傷を許容するが、スカッフィングはない
  • 目立つメタリック印刷線を許容

BGS 7の公式基準

Beckett公式では、BGS 7(Near Mint)について次のような一般的基準を示しています。

  • 表面のセンタリングは65/35以上
  • 裏面のセンタリングは90/10以上
  • ごくわずかなダイヤモンドカットを許容
  • 2〜3か所の角に非常に軽い摩耗を許容
  • 縁に軽い粗さ・小さなチッピング・非常に軽いノッチを許容
  • 少数の目立つ印刷斑点や細かな斑点を許容
  • 軽い色・フォーカス不良
  • 非常に軽い縁の変色
  • 裏面のごく小さなワックス汚れ
  • しっかりした光沢を保ち、近くで確認すると軽い傷が見える場合がある
  • 複数のメタリック印刷線を許容

BGS 6.5は、このBGS 6と7の間に位置する半点グレードです。

BGS 6.5で見られる可能性があるダメージ

BGS 6と7の公式基準を踏まえると、BGS 6.5では次のような状態が見られる可能性があります。

  • 角に軽い毛羽立ちやごく軽い摩耗がある
  • 縁に軽〜適度な粗さやチッピングがある
  • 表面に目立つ印刷斑点がある
  • 軽い色・フォーカスの問題がある
  • 軽い変色がある
  • ごく小さなワックス汚れがある
  • 表面に軽い傷がある
  • メタリック印刷線が見られる
  • センタリングに一定の偏りがある

これらはBGS 6.5をイメージしやすくするための一般例です。

特定の傷が1つあるだけで必ず6.5になるわけではなく、実際の最終グレードはBeckettによる総合評価で決まります。

BGS 6.5とBGS 6の違い

BGS 6はExcellent Mint、BGS 6.5はExcellent Mint+です。

比較項目 BGS 6 BGS 6.5
状態表現 Excellent Mint Excellent Mint+
数値 6.0 6.5
位置づけ BGS 6.5より下 BGS 6より0.5上

BGS 6.5はBGS 6より一段階上の状態評価です。

BGS 6.5とBGS 7の違い

BGS 7はNear Mintで、BGS 6.5より0.5ポイント上です。

比較項目 BGS 6.5 BGS 7
状態表現 Excellent Mint+ Near Mint
数値 6.5 7.0
位置づけ BGS 7より下 BGS 6.5より上

写真だけで6.5と7を正確に判定することは難しい場合があります。

BGS 6.5とBGS 5.5の違い

BGS 5.5はBGS 6.5より1ポイント低いグレードです。

BGS 5.5はBGS 5と6の間、BGS 6.5はBGS 6と7の間に位置します。

同じ半点グレードでも、BGS 6.5の方が上位の状態評価です。

BGSは何を見てグレードを決める?

Beckett公式では、カードを主に次の4項目から評価すると説明しています。

  • Centering(センタリング)
  • Corners(角)
  • Edges(縁)
  • Surface(表面)

これらを個別に確認し、カード全体の最終グレードを決定します。

Centeringとは?

Centeringは、カードの印刷位置が中央にどれだけ整っているかを見る項目です。

BGS 6と7の公式基準でも、表面・裏面それぞれの許容範囲が示されています。

左右・上下の枠が大きく偏っている場合は評価へ影響する可能性があります。

Cornersとは?

Cornersはカードの四隅の状態です。

毛羽立ち、摩耗、打痕、ほつれなどが確認されます。

BGS 6.5付近では、軽い毛羽立ちや軽微な摩耗が見られる場合があります。

Edgesとは?

Edgesはカードの縁・側面の状態です。

粗さ、白かけ、チッピング、ノッチなどが評価対象になります。

Surfaceとは?

Surfaceはカード表面の状態です。

印刷斑点、擦り傷、変色、ワックス汚れ、光沢、インク跡、メタリック印刷線などが確認されます。

Subgradeとは?

BGSでは、Centering・Corners・Edges・Surfaceの4項目を個別に評価します。

これらの個別評価をSubgrade(サブグレード)と呼びます。

Beckett公式では、最終グレードは4つのサブグレードを単純平均するだけではなく、特に低いサブグレードが最終評価へ強く影響すると説明しています。

そのため、同じBGS 6.5でも、どの項目が最終評価を下げたのかは個体ごとに異なる場合があります。

BGS 6.5は偽物という意味?

いいえ。

BGS 6.5はカードの保存状態を示す数値グレードです。

Beckettの現行公式案内では、通常のカードグレーディングにAuthenticity checkが含まれ、カードはグレーディング前にトリミング・ドクタリング・改変の有無も確認されます。

そのため、BGS 6.5という数字は「偽物」を意味するものではありません。

BGS 6.5は価値が高い?

BGS 6.5だから必ず高額というわけではありません。

カードの市場価値は、状態グレードだけではなく次の要素でも変わります。

  • カード自体の希少性
  • 発行年代
  • キャラクター・選手人気
  • レアリティ
  • 現存数
  • 市場需要
  • 高グレード個体の流通量
  • 同カードの鑑定枚数

特にヴィンテージカードでは、BGS 6.5でも十分な市場価値・コレクション価値を持つ場合があります。

ヴィンテージカードではBGS 6.5にも意味がある?

あります。

古いカードでは高い状態を保った個体そのものが少ない場合があります。

そのため、BGS 6.5でも第三者鑑定済みの希少個体として高く評価されることがあります。

ヴィンテージカードでは、グレードだけでなくカードそのものの希少性・流通量・実物の見た目も重要です。

BGS 6.5と未鑑定カードの違い

比較項目 BGS 6.5 未鑑定カード
第三者評価 BGSによる評価あり なし
状態グレード 6.5 Excellent Mint+ 販売者・所有者などの判断
真正性確認 BGSの通常グレーディング工程に含まれる 通常は第三者確認なし
ホルダー BGS鑑定ホルダー 通常はなし

BGS 6.5とPSA 6は同じ?

同じではありません。

BGSとPSAは別の鑑定会社で、それぞれ独自のグレーディング基準を採用しています。

さらにBGSには6.5の半点グレードがありますが、PSAの通常カードグレーディングは整数グレードです。

そのため、BGS 6.5を「PSA 6と7のちょうど中間」と機械的に換算することはできません。

PSAについて詳しくは、OripediaのPSAとは?トレカで使われる意味を初心者向けに解説も参考にしてください。

BGS 6.5をPSAへ出したらPSA 6か7になる?

保証されません。

別の鑑定会社へ提出した場合、その会社独自の基準であらためて評価されます。

BGS 6.5だったカードがPSA 6または7になるとは限りません。

BGS 6.5とAuthenticは同じ?

同じではありません。

BGS 6.5はカード状態を数値で評価したグレードです。

Authenticは一般に、カードが本物であることを示し、数値による状態グレードを付けない認証に使われる言葉です。

状態グレードと真贋のみの認証は分けて理解しましょう。

BGS 6.5のラベルは何色?

Beckettの現行公式グレーディングページでは、ラベルを次のように案内しています。

  • Black:Perfect Pristine 10
  • Gold:Pristine 10、Gem Mint 9.5
  • Silver:その他のグレード

そのため、現行ラベル体系ではBGS 6.5はSilverの範囲です。

ただし、過去のラベルデザインや旧ホルダーも二次流通しているため、古いBGS 6.5鑑定品では現在と異なる外観が見られる場合があります。

BGS 6.5の相場を見るときのポイント

  • カード名
  • カード番号
  • 発行年
  • 収録商品
  • レアリティ
  • BGS 6.5であること
  • 鑑定番号
  • サブグレード
  • ホルダーの状態
  • 実際の成約価格

BGS 6・7やPSAの別グレード品など、条件の違う価格をそのまま混ぜて比較しないことが重要です。

BGS 6.5を購入するときの注意点

Excellent Mint+を「無傷」と思い込まない

BGS 6.5はBGS 5前後より高い状態評価ですが、傷や使用感がないことを保証するグレードではありません。

BGS 6や7と見間違えない

BGSでは0.5刻みの正式グレードがあります。

出品タイトルだけでなく、鑑定ラベルの数値を確認しましょう。

サブグレードも確認する

同じBGS 6.5でも、Centering・Corners・Edges・Surfaceの内訳によって見た目の印象が異なる場合があります。

鑑定番号を確認する

高額品では、Beckettの認証情報とカード名・カード番号などが一致しているか確認しましょう。

ホルダーの状態も確認する

BGS 6.5というグレードはカード状態の評価です。

鑑定後にホルダーへ付いた擦り傷や欠けとは別なので、ケース状態も確認すると安心です。

BGS 6.5を売却するときの注意点

売却時は「BGS 6.5」「Excellent Mint+」など、実際のグレードが分かるように記載しましょう。

「BGS鑑定済み」とだけ記載すると、購入者が別のグレードを想定する可能性があります。

サブグレードが表示されている個体では、その情報も確認できるようにすると比較しやすくなります。

鑑定前にカードを加工しない

グレードを上げる目的で、研磨・トリミング・塗り直し・強いプレスなどでカードを人為的に変えることは避けましょう。

Beckettの現行公式案内では、通常グレーディング前にトリミング・ドクタリング・改変の有無を確認するとしています。

オンラインオリパで入手したカードをBGSへ出す場合

オンラインオリパでヴィンテージカードや希少カードを入手し、BGSへ鑑定を依頼する場合は、到着時点の状態を確認しましょう。

表面・裏面・四隅・縁を写真に残し、その後は余計な傷を増やさないよう適切に保護します。

オンラインオリパでカードが届くまでの基本的な流れについては、ORIKINGのカード発送・到着までの流れを解説した記事も参考にしてください。

BGS 6.5という言葉の使い方

  • 「このカードはBGS 6.5です」
  • 「BGS 6.5 Excellent Mint+の相場を確認する」
  • 「BGS 6と6.5の違いを調べる」
  • 「BGS 6.5と7を比較する」
  • 「ヴィンテージカードのBGS 6.5を購入する」

初心者がBGS 6.5を理解するときのポイント

  1. BGS 6.5はBeckett Grading Servicesの正式な状態グレード
  2. 状態表現はExcellent Mint+
  3. BGS 6より上、BGS 7より下
  4. BGSは0.5刻みの最終グレードを使用する
  5. 半点グレードは上下の評価双方の特徴を持つことがある
  6. Centering・Corners・Edges・Surfaceを評価する
  7. PSAのグレードへ単純換算はできない

特に、「BGS 6.5=Excellent Mint+」「BGS 6と7の間の正式グレード」「PSAとは別基準」という3点を覚えておくと理解しやすいでしょう。

BGS 6.5に関するよくある質問

BGS 6.5とは何ですか?

Beckett Grading Servicesが付与するカード状態のグレードのひとつで、Excellent Mint+に相当します。

BGS 6.5は正式なグレードですか?

はい。BGSでは最終グレードに0.5刻みの評価があり、公式Population Reportでも6.5(Excellent Mint+)が掲載されています。

BGS 6.5はBGS 6より上ですか?

はい。BGS 6より0.5ポイント上です。

BGS 6.5はBGS 7より下ですか?

はい。BGS 7はNear Mintで、BGS 6.5より0.5ポイント上です。

BGS 6.5は偽物ですか?

いいえ。BGS 6.5はカードの保存状態を表す数値グレードです。

BGS 6.5とPSA 6は同じですか?

同じではありません。BGSとPSAでは独自のグレーディング基準を採用しています。

BGS 6.5のラベルは何色ですか?

Beckettの現行公式ラベル体系では、BGS 6.5はSilverの範囲です。旧ホルダーでは外観が異なる場合があります。

BGS 6.5でも価値はありますか?

カードによります。希少なヴィンテージカードなどでは、BGS 6.5でも高い市場価値・コレクション価値を持つ場合があります。

まとめ

BGS 6.5とは、Beckett Grading Servicesがカード状態を評価する際に付与する正式なグレードのひとつです。

Beckett公式のPopulation ReportではExcellent Mint+と表記され、BGS 6(Excellent Mint)より上、BGS 7(Near Mint)より下に位置します。

BGSでは0.5刻みの最終グレードを使用しており、公式では半点グレードは一般に上下の評価双方の特徴を持つと説明しています。

また、BGS 6.5は偽物という意味ではなく、カードの保存状態を示す数値評価です。

ヴィンテージカードや希少カードでは、BGS 6.5でもカードそのものに高い市場価値が残る場合があります。

初心者は、「BGS 6.5=Excellent Mint+」「BGS 6と7の間」「PSAのグレードとは単純比較できない」という3点から覚えると理解しやすいでしょう。

参考・出典

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