ワザのダメージとは、ポケモンカードでポケモンがワザを使ったとき、相手のポケモンに与えるダメージのことです。
多くのワザでは、ワザ名の右側に「30」「120」「200」などの数字が書かれており、この数字を基本として実際に与えるダメージを計算します。
ただし、カードに書かれている数字がそのまま最終ダメージになるとは限りません。
弱点・抵抗力・特性・ワザやカードの効果などによって、実際のダメージが増えたり減ったりすることがあります。
ワザのダメージとは?
ポケモンカードでは、自分のバトルポケモンがワザを使い、相手のポケモンへ与えるダメージを「ワザのダメージ」と呼びます。
たとえばワザ名の横に「60」と書かれていれば、基本となるワザのダメージは60です。
公式ルールでは、まずワザの右側にある数字と説明文を確認してダメージを計算し、その後にダメージを変更する効果や弱点・抵抗力などを計算します。
ワザに書かれた数字を基準に、さまざまな効果を加えて最終的なダメージを決めると覚えると分かりやすいでしょう。
ワザのダメージはどこを見れば分かる?
基本的には、ポケモンカードに書かれたワザ名の右側を確認します。
たとえば、
- たいあたり 20
- かみつく 50
- ロケットずつき 100
のように数字が書かれている場合、その数字が基本となるワザのダメージです。
一方で「30+」「20×」のような記号が付いているワザもあります。
この場合は、ワザの説明文に書かれた条件によってダメージが変化します。
「+」が付いているワザのダメージ
「30+」のように「+」が付いているワザでは、まず書かれている基本ダメージを確認し、条件を満たした場合に追加ダメージを加えます。
たとえば「30+」のワザに「条件を満たしていれば90ダメージ追加」と書かれている場合、条件を満たしたときのダメージは120になります。
条件を満たしていない場合は、基本の30ダメージだけになります。
「×」が付いているワザのダメージ
「20×」のように「×」が付いている場合は、カードの説明文に書かれた数などを使ってダメージを計算します。
たとえば「自分の場のポケモンの数×20ダメージ」という内容で、自分の場にポケモンが4匹いる場合は、20×4で80ダメージになります。
このようなワザでは、ゲーム中の状況によってダメージが大きく変わります。
弱点があるとダメージは増える
相手のバトルポケモンが、ワザを使ったポケモンのタイプを弱点としている場合は、基本的に弱点の計算を行います。
現在の多くのポケモンカードでは「弱点 ×2」と書かれており、条件に当てはまる場合はワザのダメージが2倍になります。
たとえば最終的に100ダメージとなるワザを使い、相手がそのタイプを「×2」の弱点としている場合は200ダメージになります。
弱点はワザの基本ダメージを確認したあとに計算する要素の1つです。
抵抗力があるとダメージが減る
相手のポケモンに抵抗力が設定されている場合、対応するタイプから受けるワザのダメージを減らします。
たとえば抵抗力が「−30」のポケモンに、対応するタイプのワザで100ダメージを与える場合は、抵抗力によって30減り、70ダメージになることがあります。
ただし、カードのワザや効果によっては「弱点・抵抗力を計算しない」と書かれている場合もあります。
その場合はカードの指示を優先します。
ベンチポケモンへのダメージは計算方法が違うことがある
ワザの中には、相手のバトルポケモンだけでなくベンチポケモンにもダメージを与えるものがあります。
たとえば「相手のベンチポケモン1匹にも30ダメージ」というワザがあります。
ベンチポケモンへワザのダメージを与える場合、基本的に弱点・抵抗力は計算しません。
そのため、バトルポケモンへのダメージ計算と同じだと思わないよう注意が必要です。
ワザのダメージとワザの効果は違う
初心者が特に間違えやすいのが、ワザの効果との違いです。
たとえば、
- 「相手のポケモンに100ダメージ」→ ワザのダメージ
- 「相手のポケモンにダメカンを3個のせる」→ ワザの効果
という違いがあります。
どちらも結果的に相手のHPを減らすことがありますが、ルール上は同じ扱いではありません。
「ダメージを与える」と「ダメカンをのせる」は別の処理なので、カードの説明文を正確に読むことが重要です。
「ワザのダメージを受けない」とは?
カードの効果には「次の相手の番、このポケモンはワザのダメージを受けない」と書かれていることがあります。
この場合、その効果が有効な間は相手のワザによるダメージを防ぐことができます。
ただし、「ワザのダメージを受けない」と「ワザのダメージや効果を受けない」では意味が異なります。
前者はダメージのみを防ぎ、後者はカードに書かれた条件に従ってワザの効果についても防ぐ場合があります。
この違いは対戦で重要になるため、「ダメージ」と「効果」を分けて確認しましょう。
ワザのダメージを受けたと判断される条件
ワザによるダメージを計算した結果、実際に10以上のダメージを受けた場合、「ワザのダメージを受けた」として扱われます。
一方、ダメージを減らす効果などによって最終的なダメージが0以下になった場合は、ワザのダメージを受けたことにはなりません。
そのため「ワザのダメージを受けたとき」に働く特性や効果がある場合は、最終的にダメージが発生したかどうかが重要です。
ダメージを受けるとダメカンをのせる
ワザのダメージが確定すると、そのダメージに応じたダメカンを相手のポケモンにのせます。
ポケモンカードでは10ダメージにつきダメカン1個として管理するため、
- 30ダメージ → ダメカン3個分
- 80ダメージ → ダメカン8個分
- 150ダメージ → ダメカン15個分
となります。
ただし、「ダメカンを○個のせる」というワザの効果は、ワザのダメージとは別の処理です。
ワザのダメージ計算で注意したいこと
実際の対戦では、カードに書かれた数字だけを見てダメージを決めないことが重要です。
特に次のような要素を確認しましょう。
- ワザに書かれた基本ダメージ
- 「+」「×」などによる追加計算
- ワザを使うポケモンにかかっている効果
- 相手ポケモンにかかっている効果
- 弱点
- 抵抗力
- 特性やトレーナーズなどによるダメージ変更
カードによって例外的な処理が指定されている場合は、そのカードに書かれている内容を優先して処理します。
ワザのダメージに関するよくある質問
ワザの横に書いてある数字がそのままダメージですか?
基本となるダメージですが、必ずそのままとは限りません。
カードの説明文や特性、弱点・抵抗力などによって最終的なダメージが変化することがあります。
「ダメカンをのせる」はワザのダメージですか?
いいえ。
カードの説明文によってダメカンを直接のせる処理は、基本的に「ワザの効果」であり、ワザのダメージとは区別されます。
ベンチポケモンにも弱点を計算しますか?
基本的には計算しません。
ワザによってベンチポケモンへダメージを与える場合、弱点・抵抗力は通常計算しません。
0ダメージでも「ワザのダメージを受けた」ことになりますか?
なりません。
ダメージ計算の結果が0以下になった場合、ワザのダメージを受けた扱いにはなりません。
ワザの効果とダメージは同時に処理されますか?
ワザの文章に従って処理しますが、ルール上はダメージと効果を区別して扱います。
そのため「ワザのダメージを受けない」という効果だけでは、ワザの効果まで必ず防げるとは限りません。
まとめ
ワザのダメージとは、ポケモンがワザを使ったときに相手のポケモンへ与えるダメージのことです。
ワザ名の横に書かれた数字を基本として、説明文・ダメージを変更する効果・弱点・抵抗力などを確認しながら最終的なダメージを決めます。
また、ワザの効果によって「ダメカンをのせる」処理とはルール上の扱いが異なります。
対戦では「ダメージ」と「効果」を分けて考えることが、正しいカード処理を理解するポイントです。
