アド確率とは、オリパを購入したときに、購入金額や使用したポイント以上の価値を得られる可能性・割合を表す際に使われる言葉です。
アドは「アドバンテージ」の略で、トレカやオリパでは「得をした」「使った金額やポイント以上の価値を得た」といった意味で使われます。
そのため「アド確率」は簡単にいうと、そのオリパを引いたときにアドになる可能性がどのくらいあるのかを表したものです。
ただし、「アド確率○%」という表示だけを見て、同じ確率で現金利益が出ると考えるのは注意が必要です。
何を「アド」として計算しているのかによって、その意味は変わります。
アド確率とは?
たとえば1口10,000ポイントのオリパがあり、10,000ポイントを超える価値の景品が100口中30口に設定されているとします。
この場合、10,000ポイントを超える景品を「アド」とするなら、単純に考えるとアドになる対象は30口です。
つまり、
100口中30口がアド対象 → 30%
という考え方ができます。
このように、購入に必要な金額・ポイントより価値の高い結果になる割合を表す考え方がアド確率です。
アド確率が高いとはどういう意味?
一般的には、アド確率が高いほど購入価格や使用ポイント以上の価値になる結果が含まれている割合が高いと考えられます。
たとえば同じ10,000円のオリパでも、
- オリパA:アドになる景品が100口中10口
- オリパB:アドになる景品が100口中50口
という条件なら、単純な口数だけで比較した場合はオリパBのほうがアドになる可能性は高くなります。
しかし、ここで注意したいのが「アドになる金額の大きさ」までは分からないという点です。
たとえば、
- 10,000円で10,100円相当 → アド
- 10,000円で30,000円相当 → アド
- 10,000円で100,000円相当 → アド
はいずれも「購入価格を上回った」という条件ではアドになります。
しかし、得られる価値には大きな違いがあります。
アド確率は「どのくらいの頻度でプラス側になるか」を見る指標であり、「どのくらい大きく得をするか」を直接示すものではありません。
アド確率とアド率の違い
アド率とアド確率は、オリパ関連で似た意味として使われることがあります。
ただし、これらの言葉はサービスや利用者によって使い方が異なる場合があります。
一般的には、
- アド確率:アドになる可能性・割合を表す
- アド率:アドになる口数の割合などを表す
と考えると分かりやすいでしょう。
実際には「アド率50%」と「アド確率50%」がほぼ同じ意味で使われるケースもあります。
そのため、言葉だけで判断せず、そのサービスがどのような条件で数値を算出しているのか確認することが重要です。
アド確率と当たり確率は違う
当たり確率とアド確率も、同じものではありません。
当たり確率は、基本的に設定された当たり景品・当たり枠を引ける可能性を表します。
一方、アド確率は購入価格や使用ポイントを上回る価値になる可能性を表します。
たとえば1口5,000円のオリパで、
- 1等:50,000円相当
- 2等:20,000円相当
- 3等:8,000円相当
- 4等:5,500円相当
- その他:3,000円相当以下
という構成だった場合、1等だけを「大当たり」と呼んでいたとしても、購入価格5,000円を上回る2等・3等・4等も金額基準ではアドになります。
つまり、
当たりとして扱われる範囲
と
アドになる範囲
は必ずしも一致しません。
「当たりを引く確率」と「購入価格以上になる確率」は別々に考える必要があります。
アド確率と還元率の違い
還元率もアド確率と混同しやすい言葉です。
アド確率は、購入価格以上になる口数や可能性を見る考え方です。
一方、還元率は、オリパ全体で投入された金額やポイントに対して、どの程度の価値が景品として還元されるのかを見る際に使われます。
たとえば、アド確率が高くても、アドになったときのプラス幅が小さければ、必ずしも非常に高い還元率になるとは限りません。
逆にアドになる口数が少なくても、非常に高額なトップ賞が含まれていることで、全体の還元率が高くなるケースも考えられます。
そのため、
アド確率が高い=還元率も必ず高い
とは限りません。
アド確率100%なら「アド確定」?
すべての口が購入価格以上の価値になる条件であれば、考え方としてはアド確定に近い状態になります。
たとえば1口10,000ポイントのオリパで、どの結果でも最低10,000ポイントを超える価値が保証されているなら、サービス内の設定価値を基準にすればアドになることが保証されています。
ただし、ここでも何を基準に価値を計算しているのかが重要です。
カードに「12,000円相当」と設定されていても、実際にそのカードを12,000円で売却できるとは限りません。
サービス上のアド確定と、現金として必ず利益が出ることは同じではありません。
アド確率はどうやって計算する?
総口数とアドになる口数が公開されている場合は、比較的簡単に割合を考えることができます。
たとえば、
- 総口数:1,000口
- 購入価格以上になる景品:300口
なら、
300 ÷ 1,000 × 100 = 30%
となります。
この条件だけを見るなら、アドになる口数の割合は30%です。
ただし、実際のオンラインオリパでは、
- 総口数が公開されていない
- すべての景品価値が公開されていない
- ポイント交換時の価値が異なる
- 途中で残り口数が変化する
- アドの判定基準が独自に設定されている
などのケースもあります。
そのため、必要な情報が公開されていなければ、利用者側で正確なアド確率を計算できない場合があります。
アド確率を見るときは「何をアドとするか」が重要
アド確率を判断するうえで最も重要なのが、アドの基準です。
たとえば1口10,000ポイントに対して「12,000ポイント相当」のカードが設定されていたとします。
サービス内では2,000ポイント分のアドと考えられていても、
- カードショップの買取価格は8,000円
- フリマでの取引相場は10,000円前後
- サービス内では12,000ポイント相当
ということもあり得ます。
この場合、サービス内の評価ではアドでも、実際にカードを売却した場合には利益が出ない可能性があります。
カードの相場は変動するため、固定された設定価値と現在の市場価格に差が生じることもあります。
アド確率を見るときは、「何%か」だけでなく「何を基準にアドと判定しているのか」まで確認しましょう。
最低保証が高いとアド確率も高くなる?
最低保証が高いオリパは、購入価格との差が小さくなるため、条件によってはアドを狙いやすくなることがあります。
ただし、最低保証があるだけではアドになるとは限りません。
たとえば、
- 1口:10,000ポイント
- 最低保証:8,000ポイント
なら、最低保証が設定されていても2,000ポイント分は購入価格を下回ります。
一方、
- 1口:10,000ポイント
- 最低保証:10,000ポイント以上
という条件なら、サービス内の設定価値を基準とした場合、アド確定に近い設計になります。
最低保証とアド確率は関係しますが、同じ意味ではありません。
アド確率だけでオリパを選ばないことが大切
アド確率はオリパを比較するときの参考になりますが、それだけで良いオリパかどうかを判断することはできません。
購入前には、
- 1口あたりの価格
- 総口数
- アドになる口数
- 当たり景品の内容
- 最高賞の価値
- 最低保証
- 還元率
- カードの評価基準
なども確認しておきましょう。
たとえばアド確率が高くても、購入価格をわずかに上回る景品が多い設計と、大きなアドを狙える設計ではオリパの特徴が異なります。
反対に、アド確率が低くても高額なトップ賞を狙うタイプのオリパもあります。
アド確率はオリパの特徴を判断する材料の一つとして使い、景品構成や最低保証などと合わせて見ることが大切です。
アド確率についてよくある質問
アド確率とは何ですか?
オリパを購入したときに、購入金額や使用ポイント以上の価値になる可能性・割合を表す際に使われる言葉です。
アド確率50%なら2回に1回必ずアドになりますか?
必ず交互にアドになるという意味ではありません。一般的には全体に占めるアド対象の割合などを表すもので、個人が2回引けば必ず1回アドになることを保証するものではありません。
アド確率が高いほどお得ですか?
一つの判断材料にはなりますが、アドになる金額の大きさや最低保証、還元率、当たり景品なども異なるため、アド確率だけでは判断できません。
アド確率と当たり確率は同じですか?
同じではありません。当たり確率は設定された当たり景品を引く可能性、アド確率は購入価格以上の価値になる可能性を表すのが基本です。
アド確率100%なら絶対に儲かりますか?
必ず現金利益が出るとは限りません。サービス内の設定ポイントでは購入価格以上でも、実際の買取価格や市場相場がそれを下回る場合があります。
まとめ
アド確率とは、オリパを購入したときに購入金額や使用ポイント以上の価値を得られる可能性・割合を表す言葉です。
アドになる口数が多いほどアド確率は高くなりますが、アド確率から分かるのは主に「どの程度アドになる可能性があるか」であり、どのくらい大きな利益を得られるかまで分かるわけではありません。
また、アド確率・当たり確率・還元率・最低保証は、それぞれ見るポイントが異なります。
特にオンラインオリパではサービス内の設定ポイントと実際のカード相場・買取価格が異なることもあります。
アド確率の数字だけで判断せず、アドの判定基準・総口数・景品構成・最低保証などを合わせて確認することが大切です。
